アニメ『Unnamed Memory』の第1話「呪いの言葉と青い塔」が放送されました。
この記事では、第1話の内容と見どころを紹介します。
後半では個人的な感想についても述べているので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。
王家の血を引く者として、最悪の呪いにかけられてしまった王太子オスカー。
子孫を残せない運命にあり、国の存続すら危ぶまれる深刻な事態に陥っていました。
しかし、そんな絶望的な状況を打開する糸口が、強力な魔力を持つ”青き月の魔女”ティナーシャとの運命的な出会いから垣間見えます。
幻想的な世界観と非日常的な設定、そして意外な展開に、ファンタジー好きならずとも虜になること間違いありません。
第1話:あらすじ
自らにかけられた呪いを解くため、オスカーは絶大な力を秘めた”青き月の魔女”ティナーシャの住む青き塔を目指します。
塔の内部では様々な試練が待ち受けており、ハラハラドキドキの冒険を体験することに。
途中、従者たちが次々とピンチに見舞われる中を進み、ようやく塔の主ティナーシャと対面を果たしますが、この魔女との出会いがオスカーの運命を大きく動かすこととなります。
妖艶な魔女との、予期せぬ盟約関係の始まり
オスカーとティナーシャの初対面から、お馴染みの王子様と魔女のパターンを見事に裏切る意外な展開が用意されています。
呪いによる致命的な運命に立ち向かうため、二人の間に身分や立場を越えた盟約関係が結ばれるのです。
高貴な身分のオスカーが、魔女に対して求婚するという予想外の形で物語は始まります。
丁寧な作画と魅力的なキャラクターの掛け合い
本作の大きな魅力は、緻密で美しい作画とキャラクター同士の小気味良い掛け合いにあります。
オスカーとティナーシャの危うく埋没しかけた王族と魔女の立場や関係性を、ほんの少しずつ覆していく様が見ものです。
お互いの立場を踏まえつつ、それでいて互いにリスペクトを払う姿は、ファンの心をしっかりとつかむことでしょう。
新鮮な設定とシンプルな目的で、ストーリーに入りやすい
一見すると「呪い」「魔女」といった難解で重厚なワードを連呼しているように思えますが、実はストーリーの核心は非常にシンプル。
呪いを解き、子孫を残すこと、そのためにオスカーはティナーシャと手を組むのです。
そのシンプルな目的設定のおかげで、王族ファンタジーの新鮮な世界観ながらも、ストーリーに入りやすくなっています。
今後の展開が楽しみな、バカップルコメディの予感!?
呪いを解くために、オスカーはティナーシャの元で1年間の同棲生活を送ることになりました。
お馴染みのシチュエーションながらも、お二人の掛け合いには新鮮さと可愛らしさが溢れるんです。
同居生活を通して、互いの垣根が徐々に取り払われていく様子が覗けそうです。
さらに、キャラクター性からはラブコメ的で馬鹿可愛いバカップル化も予想でき、今後の展開が本当に気になります。
第1話:まとめと個人的感想
『Unnamed Memory』第1話は、王族ファンタジーならではの豪華な設定と気品ある世界観を備えつつ、その型にはまった慣れ親しんだ展開を見事に打ち破る作品でした。
呪いにかけられた王子が魔女のもとへ助けを求めるという王道のあらすじからは、想像もつかない意外な展開が待ち受けていました。
王子のオスカーが実際に魔女ティナーシャに求婚を突きつけるという、まさかの方向性。
高貴な身分を持つ王子が、魔女に対して平伏す形での関係性は、まったく予想外の驚きを醸し出していました。
しかし、そこにあるのは王族と魔女という立場を越えた、本当の意味での対等な関係なのです。
さらに二人の小気味良い掛け合いと、それでいてほんのり濃厚な大人の雰囲気も相まって、今後の展開が何をもたらすのか、期待を抱かずにはいられません。
1年の契約期間の中で、お互いの心の垣根が取り払われ、ただの盟約関係から恋に落ちるラブストーリーに発展していくのかもしれません。
そんな予想すらも裏切るバカップルコメディ的な方向に展開が向かうのかもしれません。
ともあれ、この王子と魔女の予想不能な関係性の行方に、目が離せなくなるでしょう。
支配者と使用人といった王族と魔女の固定観念を打ち砕く、新鮮で斬新な作品として、今後の物語に大きな期待が持てそうです。
美しい作画とファンタジー世界観、そして魅力的なキャラクター性。
さらに意外性を湛えた展開と、これからの二人の関係にひそむ可能性。
本作には、王族ファンにはもちろん、ファンタジーやラブストーリーが好きな人々の心を掴む要素が備わっていると言えるでしょう。
私自身も、この予測不能の物語に、夢中になれそうな予感がしています。
以上、『Unnamed Memory』第1話「呪いの言葉と青い塔」の感想でした。
次回の第2話も楽しみにしています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは次回の記事でお会いしましょう。
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