アニメ『Unnamed Memory』の第9話「分からないこと」が放送されました。
この記事では、第9話の内容と見どころを紹介します。
後半では個人的な感想についても述べているので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。
魔女ティナーシャと王子オスカーの出会いと恋愛模様を描いたファンタジーアニメ『Unnamed Memory』。
第9話「分からないこと」では、オスカーを救うためにティナーシャがついに行動に移す重大な展開がありました。

長年の魔女としての孤独な生活から一転、王子との出会いによって目覚めた想いが爆発的に高まるこの回は必見です。
第9話:あらすじ

オスカーとの契約期間も残りわずかとなり、婚姻を受け入れるか悩んでいたティナーシャ。
そんな中、都市を守る魔法の結界が突如として破られ、無数の魔物たちに都市が襲撃されてしまいます。

ティナーシャは自らが率いる魔法使い集団と共に先頭に立って撃退に当たりますが、城内に潜入していた不審な女性によってオスカーが猛毒の針を刺されてしまう重傷を負ってしまいます。
しかし、ティナーシャは自らの身体を使い血清を作ることで、オスカーは一命を取り留め、ティナーシャ自身も難を逃れることができました。
想いを自覚する可愛らしさ

ティナーシャの思慕に無自覚な可愛らしさや、オスカーへの命を懸ける価値を問われた時の即答する想いの強さなど、長年の絆の中で育まれた信頼と愛情は実に魅力的で、その点に本作の醍醐味を存分に覚えることができます。
一方で、そうした二人の絆を描きながらも、回を重ねるごとに総集編のような展開の早さが目立ち、余計にその速度に物足りなさを感じてしまうのが残念でなりません。
求婚の行方に注目

自分の気持ちに気づかず、ティナーシャの鈍感さに慄きを覚えます。
あとは結婚を残すのみとなりましたが、まだ9話なのでもう一波乱くらいあるのではないかと予想されます。
ティナーシャの心の動きを見守っていきたいところです。
主従を超えた絆

ずっと初回から視聴していますが、9話に至るまでティナーシャがずっとオスカーからの求婚をはぐらかし続けている点が印象的でした。
最終的にはお互いを想い合う良いエピソードとなりましたが、今回も展開が物凄い早いペースだったため、もう少しタメや情緒があると望ましかったと思います。
お互いの気持ちをゆっくりと描いてほしかったです。
愛が深まったひと幕
互いの気持ちが一致する中で、ティナーシャがオスカーのことを命を賭ける価値のある存在と思う気持ちは決して忘れられるものではありません。
また、ラナクの国から駆けつけた魔法使い達がティナーシャに馴染んでいる様子も微笑ましく、彼女が慕われているのがよくわかりました。
そして、「ティナーシャってオスカーのこと好きだと思う人?」の問いに全員が手を挙げたシーンは大変面白かったです。
覚醒と試練

オスカーへの想いに無自覚だったティナーシャの目覚め回となりました。
自ら猛毒を体内に入れ血清を作ろうとするあの覚悟に、長年ティナーシャを疑っていたルクレツィアも、ついに2人の仲を認めた様子がうかがえます。
一方で、レオノーラという何者かが今回の騒動の黒幕のようで、ティナーシャとオスカーの前に新たな試練が待ち受けているのかもしれません。
愛を認め合う機会に

ティナーシャがポンコツだったという衝撃がありましたが、長年の魔女としての生活から、彼女が恋愛の概念を知らなかったのは仕方がないことだと思われます。
命をかけて守る相手を好きでない筈がありません。
魔女であるティナーシャが王妃になることを望まぬ者もいるかもしれませんが、オスカーの命を救うために自らの命さえ投げ出そうとする姿から、お互いの想いは通じ合っているのがよくわかります。
第9話:まとめと個人的感想

魔女ティナーシャとオスカーの関係に、ついに大きな前進がありました。
お互いの気持ちが明らかになり、晴れて両想いとなったこの展開は本当に印象深いものでした。
ティナーシャの可愛らしい無自覚ぶりと、オスカーへの命を賭ける覚悟には心を打たれました。

長年の孤独な生活から一転、王子との出会いによって目覚めた想いが爆発的に高まったこの回は必見でした。
お互いを想う気持ちの機微が丁寧に描かれ、視聴者の胸を打つ良い話数となりました。
オスカーを救うためなら自らの命すら投げ出そうとするティナーシャの覚悟は、見る者を熱くさせずにはおかない勇ましい姿勢でした。

今後、記憶を消される等の試練があるかもしれません。
レオノーラという何者かが黒幕となり、ティナーシャとオスカーの前に新たな難題が待ち受けているかもしれません。
しかし、お互いの絆は決して壊れることがないでしょう。
お二人の掛け替えのない愛を描いた良質なファンタジーアニメだけに、最終的には幸せな結末を迎えるのではないかと期待が高まります。

そして何より、結婚に向けてどのような展開があるのか、続きが今から楽しみでなりません。
もはや主従の関係ではなく、対等な恋人同士として歩んでいく二人の姿に、願わくば幸多き未来がありますように。
魔女とされるティナーシャへの偏見や反発がないことを祈りつつ、おはり見続けたいと思います。
以上、『Unnamed Memory』第9話「分からないこと」の感想でした。
次回の第10話も楽しみにしています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは次回の記事でお会いしましょう。
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