【お兄ちゃん】アイリス王女の可愛さに溺れるカズマ!純真な王女とおバカの対比が面白い『この素晴らしい世界に祝福を!3』第3話感想【2024春アニメ/最新話/感想考察】

2024年春アニメ
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アニメ『この素晴らしい世界に祝福を!3』の第3話「この賢しい少女に再教育を!」が放送されました。

この記事では、第3話の内容と見どころを紹介します。

後半では個人的な感想についても述べているので、ぜひ最後までお付き合いくださいね

カズマと王女アイリスの出会いは、ある種の”再教育”を促す機会となりました。

長年に渡り王城の中で過ごしてきた王女アイリスは、カズマと出会うことで閉鎖的な環境から解放される契機を得ます。

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©2024 暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば3製作委員会

アイリスはカズマの下りっぷりで溢れるお話に触れ、これまで知らなかった世界を垣間見ることになります。

一方でカズマも、アイリスの純真な振る舞いから新たな視点を得ることとなり、お互いに影響を与え合う関係性が描かれています。

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第3話:あらすじ

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©2024 暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば3製作委員会

任務の最中にアイリスの屋敷を訪れていたカズマ一行。

そこで食事を共にし帰還のテレポートを使おうとした矢先、アイリスがカズマをテレポートに巻き込んでしまい、勝手に王城へと連れてきてしまいます。

最初こそカズマも驚きを隠せませんでしたが、アイリスの護衛兼教育係であるレインに事情を聞くと、このまま王城に残りアイリスの話し相手になることを承諾します。

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©2024 暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば3製作委員会

するとカズマはアイリスの前で、自身の下らない冒険譚を延々と語り始めます。

ガチで面白くもない話にアイリスは目を輝かせ、熱心に耳を傾けます。

護衛兼教育係のクレアは話を止めようと必死になりますが、アイリスの関心は収まる気配がありません。

そんな中、突然王都に魔王軍の警報が鳴り響き、一同騒然となってしまいます。

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籠の鳥アイリスを解放するカズマの振る舞い

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©2024 暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば3製作委員会

長年の間、王女アイリスは王城の中に籠められた鳥のように過ごしてきました。

そんな中でカズマの下らない冒険譚は、まだ見ぬ外の世界を垣間見る機会となり、下らない話こそが、アイリスをその世界へと誘う羽根となっていきます。

アイリスの胡散臭さと純粋さが入り混じる反応は、王女の夢が切実で美しいものであることを表しています。

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一方でカズマも、アイリスの世話を焼くことで一応勇者としての役割を果たしていると自覚しています。

アクアがダラダラと過ごすなか、カズマは必要とされる存在であることを実感しているのです。

レインたち王城の人々の反応もあり、貴族の護衛がカズマをあれほど引き好きになるのも無理はありません。

お姫様とカズマの微笑ましい関係性

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©2024 暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば3製作委員会

アイリスはカズマを”お兄ちゃん”と呼び、カズマも孫のように可愛がる微笑ましい関係性が描かれています。

二人は夢の話をしたり、竹とんぼで遊んだりと、まるで夏休みにお兄ちゃんが遊びに来たような雰囲気が漂います。

そうした中で、アイリスの夢は星々の下で次第に確固たるものの兆しを見せ始めていきます。

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©2024 暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば3製作委員会

めぐみんやアクアとは異なり、カズマとアイリスの間に芽生える関係は兄妹のようで、そこには食欲を満たす以外の別の何かがあるように思えます。

アイリスの可愛らしさに虜になりつつも、カズマはそこに純粋な親愛の情を感じているのかもしれません。

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最高にクズな行動と魅力的な一面

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©2024 暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば3製作委員会

作中でのカズマの言動は、最高にクズで酷いものの数多くありますが、ダクネスを助けるためにはその半面で最高にかっこいい一面も見せています。

セバスチャンぶりを発揮して執事を小馬鹿にしたりと、卑猥で品の無い面も見せつつ、器用な一面も垣間見えるのがカズマならではの魅力と言えるでしょう。

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その一方で、アイリスの義賊退治を名目に自ら残ることを宣言しますが、実際は領主アルダープの屋敷に連れて行かれてしまうなど、お馴染みのクズっぷりを発揮することにもなります。

これまでパーティーを潰したこともあるアルダープ家に押し付けられるあたり、クズで無能な部分がまた際立っています。

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しかしカズマはアイリスのことを気にかけており、義賊退治を名目にしたのはアイリスのためだと分かれば、それなりにカッコ良さも感じられる一面があります。

こうしたクズぶりと時折見せる魅力的な一面のコントラストが、カズマの人気の理由なのかもしれません。

子供らしい好奇心と王族の心得

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©2024 暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば3製作委員会

アイリスは好奇心旺盛な子供らしい一面と、言動などから伺える王族としての心得をしっかりと備えています。

カズマの前に立つ時は素の姿を見せつつ、すぐに”お兄様”と呼び直すように、常に王女としての作法を心がけています。

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その一方で、カズマの話に夢中になったり、竹とんぼに興味を示したりと好奇心旺盛な子供らしい可愛らしさも忘れずにいます。

純真でありながら品行方正な一面も併せ持つアイリスは、王女として極めて振る舞いが見事であり、その姿がカズマを惹きつけているようにも映ります。

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第3話:まとめと個人的感想

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©2024 暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば3製作委員会

第3話は、カズマとアイリス王女の出会いと関係性の描写が非常に印象的でした。

長年の間王城に閉じ込められてきた王女が、あるクズ勇者との出会いをきっかけに新たな世界を垣間見る機会を得たという構図は、まさにこのすばらしいこのすばの世界観そのものを体現しているようでした。

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©2024 暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば3製作委員会

カズマの下らない冒険譚に目を見開くアイリスの反応は非常に可愛らしく、閉じた世界から解放され、新鮮な驚きと好奇心に満ちた表情が印象的でした。

一方のカズマも、勇者としての役割を改めて自覚し、これまで他者から必要とされることがなかった自身に対する新たな視点を得ています。

ある意味でお互いに影響を与え合う関係が生まれつつあり、親愛の情に満ちた兄妹のような絆の芽生えが感じられました。

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さらに性格の違いはあれど、アイリスの振る舞いからカズマが刺激を受けたことも伺え、カズマ自身の魅力ある一面とクズっぷりのコントラストが際立ったエピソードにもなっていました。

義賊退治を名目にアルダープ家に行かされるなど、致命的な部分は健在ですが、その中でも時折見せるカッコ良さは、カズマの人気の理由が感じられるシーンでした。

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©2024 暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば3製作委員会

総じて、このすばらしいこのすばらしい世界の創り手たちの狙いどおり、カオスでユーモア溢れる世界観を最後まで堪能できる好エピソードとなっていました。

3期に渡ってこのようなクオリティを維持できていることも高く評価でき、ファンならずとも楽しめる内容となっていると言えるでしょう。

次回以降の展開にも期待が高まり、アイリスとカズマの関係性の行方なども気になるところです。

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©2024 暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば3製作委員会

以上、この素晴らしい世界に祝福を!3』第3話「この賢しい少女に再教育を!」の感想でした。

次回の第4話も楽しみにしています。

最後までご覧いただきありがとうございました。

それでは次回の記事でお会いしましょう。

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