アニメ『この素晴らしい世界に祝福を！3』の第9話「この家出娘に説教を！」が放送されました。
この記事では、第9話の内容と見どころを紹介します。
後半では個人的な感想についても述べているので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。
この素晴らしい世界に祝福を！3の第9話「この家出娘に説教を！」を視聴した感想をお伝えします。
ダクネスがパーティーを抜けようとした理由が明らかになり、仲間のカズマ達が彼女を説得しようと奮闘する様子が描かれる中盤戦でした。
ダクネスの気持ちが表れるシーンや、アクアの魔力が活躍するシーンなど見どころが多数ありました。
そして何より、仲間想いの姿に加え、いつものギャグシーンも健在で大変楽しめる1話となっていました。
第9話：あらすじ
ダクネスがパーティーから抜けようとした理由は、貴族の身分を捨てる覚悟を決めたためでした。
借金を抱えるダスティネス家の窮状を救うため、ダクネスは自らの意志で身を捧げようとしていたのです。
しかし、そんな理由に納得がいかないカズマ、アクア、めぐみんは、ダスティネス邸の前で抗議活動を行います。
一方のダクネスは、借金のカタに婚約をすることになっていました。
お金持ちの男性と結婚し、一族の借金返済に充てる予定だったのです。
この事態を知ったカズマは、一計を案じてダクネスの部屋に忍び込み、説得を試みますが…。
ダクネスの気持ちが分かるシーン
カズマがダクネスの部屋に忍び込んだ際、ダクネスの本心が垣間見えるシーンがありました。
カズマにベッドの上で二人きりになった時、ダクネスの頬が赤く染まっていたのです。
きっとダクネスの中では、カズマなら構わないと思っていたのでしょう。
しかし、そこは貴族の矜持があるダクネスらしく、本心を口に出すことはありませんでした。
カズマに素直になれずにいたのです。
この溜息もの表情から、ダクネスの複雑な心情が伺え、グッと胸を掴まれるシーンでした。
アクア様の活躍
今回の見どころの一つは、アクアの支援魔法が大活躍したことです。
「芸達者になる魔法」をカズマにかけたことで、カズマはダクネスの声真似ができるようになりました。
これがきっかけで、ダクネスの家出理由や結婚の事情が明らかになり、物語が動き出します。
声真似パートはダクネス役の茅野愛衣さんの大車輪の活躍もあり、腹を抱えて笑ってしまうほどでした。
アクアの魔力の高さが伺えるシーンであり、彼女の存在がなければ事態は動き出せなかったでしょう。
ダストの哀れな姿に笑った
リーンが悪い男に連れ去られたと勘違いしたダストが、女装してリーンをストーカーする姿が映し出されました。
哀れな姿にもかかわらず、ダストの行動はあまりに滑稽で笑ってしまいました。
下着一枚になって写真撮影をしたりと、普通なら通報されかねない行動です。
しかし、コミカルな演出が的確でストーリーとのギャップ萌えもあり、思わず吹き出してしまいました。
ちょっと気の毒ですが、このようなギャグシーンがこの作品の良さでもあります。
カズマらしさが際立つ面白さ
いつものようにギャグシーンが盛りだくさんだったことも面白い点でした。
仲間想いのカズマの一面が描かれる一方で、いつものようなボケ倒し演技も健在でした。
格好良さとカッコ悪さが両立されているのが、まさにカズマらしく作品の面白さにもなっています。
窓にタックルをかまして窓ごと落下したり、自ら逃げ出したりと、カズマの行動にはいつも肩透かしを食らわされます。
そんな中でも、ダクネスを助けたいという想いは本物で、最後にはダクネスの父親から「娘を頼むよ」と言われるなど仲間想いの一面も描かれています。
このギャップがカズマのキャラクターを立たせており、見ていて飽きの来ない楽しさがありました。
第9話：まとめと個人的感想
今回の第9話は、いつも通りギャグとシリアスのバランスが絶妙で、大変楽しめる佳作でした。
ダクネスの家出理由が明らかになり、カズマ達が彼女を助けようと奮闘する様子が描かれる中で、常に適度なギャグシーンが挟まれていました。
特にアクアの魔力で発動した声真似のシーンは最高でした。
ダクネス役の声優さんが大車輪の活躍を見せ、腹を抱えて笑ってしまうほどの傑作でした。
そしてダクネスの部屋に忍び込んだカズマと対峙するシーンでは、ダクネスの本心が垣間見え、グッと胸を掴まれる場面もありました。
カズマに抱かれても構わないと思っていたダクネスの想いが伝わってくるシーンで、少し胸が熱くなりました。
しかしそこは貴族の矜持があり、最後まで素直になれないでいるあたりがダクネスらしくて良かったです。
また、ダストの滑稽な行動にも思わず吹き出してしまいました。
下着一枚になって写真撮影をしたりと普通なら通報ものの行為ですが、コミカルな演出が的確で高い笑いを誘えました。
ちょっと気の毒な面もありますが、このようなギャグシーンが作品の魅力でもあります。
そして何より、カズマの格好良さとカッコ悪さが常に行き交う様がカズマらしくて面白かったです。
ダクネスを助けようと懸命な一方で、突っ込みどころ満載の行動にはいつも肩透かしを食らわされます。
しかし、最後に「娘を頼むよ」と言われるシーンでは、彼の仲間想いの一面に感動させられました。
このギャップがカズマのキャラクターを立たせており、見ていて飽きが来ない魅力となっていました。
物語の核心を捉えつつ、適度に笑いを誘うギャグを散りばめる構成は見事なものでした。
最後はカズマの行動力に期待がかかる形で終わり、次週で事態がどう動くのか、そして新たな展開があるのか注目です。
全体を通して、ストーリーの核心に加え、ギャグ満載の笑いもあり、大変楽しめる佳作となっていました。
以上、『この素晴らしい世界に祝福を！3』第9話「この家出娘に説教を！」の感想でした。
次回の第10話も楽しみにしています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは次回の記事でお会いしましょう。
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