アニメ『終末トレインどこへいく?』の第5話「骨にされてしまいます」が放送されました。
この記事では、第5話の内容と見どころを紹介します。
後半では個人的な感想についても述べているので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。
『終末トレインどこへいく?』第5話「骨にされてしまいます」の感想を述べさせていただきます。
この回は衝撃的な展開が目白押しでした。
稲荷山公園駅を支配するボスとの対決や、晶の救出劇、そしてなによりも7G事件の重要な手掛かりが垣間見える場面など、見応えたっぷりの1話となりました。
普段から喧嘩ばかりの仲の良い二人組・晶と玲実の友情の深まりや、ユニークな設定の謎に迫る重大な情報の解明まで、ギッシリと詰まった内容でした。
第5話:あらすじ
稲荷山公園駅一帯は、街の外からやって来たボスに支配され、支配階級とそれ以外の市民に分かれていました。
静留と玲実は市民の力を借りて、幽閉されていたドクターのマコトを何とか助け出すのですが、静留はボスの手下に再び捕まってしまいます。
一方のマコトから晶の治療法を聞き出した玲実は、晶を元に戻すために必要なキノコを手に入れるべく、ボスとその兵士たちに戦いを挑んでいきます。
友情は深まり、謎もひも解かれる
玲実の大暴れと晶との友情の深さが際立った回でした。
普段から口喧嘩ばかりしている二人ですが、危機に晴れた晶を救うために玲実は自衛隊の攻撃をものともせず暴れまわります。
友達の大切さを改めて感じさせられる場面でした。
そしてキノコを飲ませた結果、無事元の姿に戻った晶。
喧嘩するほど仲が良い二人の素晴らしい友情が描かれました。
一方で、7G事件の核心に迫る重要な情報が次々と明かされていきます。
ドクターとある重要人物である善治郎の関係や、人間の意識が身体にさえ影響を及ぼすという衝撃的な設定の一端が示されるのです。
次につながる大きな謎への手掛かりが見えてきて、ますます先の展開が見逃せなくなってきました。
多様なジャンル性と演出の見事さ
見事なジャンルミックスが光った1話でした。
アクション映画のように自衛隊と戦う玲実の活躍シーン、サスペンスホラーのようなドクターを探す冒頭の静かな緊迫感、そしてミステリー的な7G事件の謎解きなど、各シーンによってテイストを変えているのが面白い。
さらに友情の絆を描く温かい要素まで含まれており、ジャンルの垣根を超えた見事な演出力です。
特撮モノのパロディシーンも爽快でした。
怒りに任せてキングコングのように巨大化した玲実の姿は圧巻でした。
そのテンポの良さとユーモア溢れる演出のセンスに、つい見入ってしまいます。
アクションと笑いを組み合わせた、老舗特撮作品への良質なオマージュだと言えるでしょう。
意識と現実のゆらぎ、意味深な設定
「意識によって現実が変わる」という設定は極めて重要でしょう。
街の景色が一変し、人間の姿さえ大きく変形するほどの力を持つとされる「7G」。
その正体や影響力の全貌がどのようなものなのか、これから明かされていくのが楽しみです。
一方で、玲実が言った「駅と駅の距離は本当は短いのでは?」という台詞は非常に意味深でした。
この世界観における通常の距離概念を覆す発言であり、7Gの影響でさまざまな歪みが生じている可能性を示唆しています。
しかし考えすぎるよりも、目の前で起きている非現実的な出来事そのものを楽しむことこそが、このアニメの醍醐味なのかもしれません。
第5話:まとめと個人的感想
総じて第5話は、謎解きへの重大な手掛かり、友情の絆の深まり、多様なジャンルの見事な融合、そして驚きの演出など、見所満載の素晴らしい1話となりました。
次回以降の展開が本当に待ち遠しく、特に7G事件に関する真相が何なのかを知りたくてウズウズしてしまいます。
衝撃的な展開が連続し、見入ってしまう濃密な内容でした。
ボスとの対決シーンに始まり、玲実の大暴れや晶の奇跡的な回復、さらには7G事件の核心に関わる重要情報の解明など、盛りだくさんの要素が詰まっていました。
特に最後の「意識によって現実が変わる」という衝撃的な設定の一端が垣間見えたことで、今後の謎解きへの期待値が高まりました。
確かに世界観においてまだ疑問点も残されてはいます。
「駅と駅の距離は本当は短いのでは?」という玲実の台詞に代表されるように、この作品世界の基本的な概念すら覆される可能性を示唆されています。
しかしそういった疑問に考え過ぎるよりも、目の前で起きている非日常的な出来事そのものに身を委ねることこそが、このアニメを楽しむ上で大切なのかもしれません。
そして何より 「喧嘩するほど仲が良い」晶と玲実の友情の素晴らしさが描かれた部分は、胸に染みる良い場面でした。
普段から口喧嘩ばかりの二人ですが、晶を助けるために命がけで戦う玲実の姿に、二人の絆の深さがよく表れていました。
こうした温かな人間ドラマがベースにあるからこそ、アクションやミステリー要素が映えるのだと思います。
熱量に満ちた物語の行方を、ひたすらに楽しみにしたい思いでいっぱいです。
次回以降、ボスの正体や善治郎の立ち位置、そして7G事件の全容が明らかになっていくことと思われますが、予想を斜め上に覆す驚きの展開が待っているのではないでしょうか。
このアニメは想像を超える”予想外”が魅力なのかもしれません。臨場感あふれる演出と、テンポの良さ、ユーモアに富んだ要素など、あらゆる面で見応えのある作品です。
第5話を観て、さらにこの作品の虜になってしまいました。
以上、『終末トレインどこへいく?』第5話「骨にされてしまいます」の感想でした。
次回の第6話も楽しみにしています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは次回の記事でお会いしましょう。
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