アニメ『響け!ユーフォニアム3』の第8話「なついろフェルマータ」が放送されました。
この記事では、第8話の内容と見どころを紹介します。
後半では個人的な感想についても述べているので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。
今回は、京都アニメーション制作の人気アニメ「響け!ユーフォニアム」シリーズ最新作の第3期の第8話「なやめるオスティナート」を視聴した感想をご紹介します。
関西大会に向けて始まった3日間の合宿で、オーディションの結果によりメンバー構成が一変する展開となり、観る者を驚かせる内容でした。
吹奏楽部員たちの思いが交錯する中で起きた一連の出来事は、合宿ならではの醍醐味が存分に味わえる一話だったと思います。
第8話:あらすじ
シリーズを通して描かれている北宇治高校吹奏楽部の活動が、今回は関西大会突破に向けた3日間の合宿からスタートしました。
合宿には、お馴染みの音楽指導者である橋本先生と新山先生も参加し、生徒たちへの指導にも一層の熱が入ります。
北宇治高校吹奏楽部では、大会ごとにオーディションを行うという新たな方針を打ち出していました。
合宿1日目の夜に、関西大会のメンバーを決めるオーディションを行うことから、部員たちの間に緊張感が漂っていました。
そんな中、オーディション前の風呂場のひとコマで、久美子と真由が出くわします。
互いの思いを吐露し合う場面となりました。
久美子の悩みと真由からの叱咤
3年生で部長を務める久美子は、自分が関西大会のメンバーから外されてしまうのではないかと強く不安に思っていました。
久美子がそんな本音を吐露すると、同級生の真由は「ここまで頑張ってきたくせに、そんな態度ではダメだ」と厳しく叱咤します。
かつて久美子は「もう一度上手になりたい」と吹奏楽への熱い想いを抱いていました。
真由の言葉を機に、久美子はその当初の気持ちを思い出し、全力を尽くそうと強く決意を新たにしたのでした。
部長としての自覚を取り戻した久美子の姿に、観る者の胸が熱くなるシーンでした。
実力主義の方針へのジレンマ
北宇治高校吹奏楽部が掲げる方針は、「実力主義」です。
つまり、演奏の実力に見合わないメンバーが編成に含まれた場合、全体の演奏レベルを下げてしまうリスクがあるというわけです。
しかし一方で、長年部活動に携わってきたメンバーの想いや、過去の経緯を無視するわけにもいきません。
この「実力主義」と「人情」のジレンマに、部員たちは心無我夢中で揺れ動かされていました。
残酷な結果と新たな胎動
大半の部員が気を揉んでいたオーディション結果発表の場面が、この話でもっとも印象的な部分でした。
3年生の久美子がユーフォニアムソロパートを外された上、さらに驚くべきことに奏まで関西大会の編成から落選してしまう波乱の展開となりました。
部長としての自覚を新たにした久美子の複雑な表情と、一方で落選した奏の動揺する姿が対比されていました。
この結果を受けて、メンバー構成が一変する新たな事態が待っているのかもしれません。
吹奏楽部の今後の動きに、視聴者は胸を痛めつつも目が離せなくなるでしょう。
第8話:まとめと個人的感想
「響け!ユーフォニアム3」第8話「なやめるオスティナート」は、北宇治高校吹奏楽部にとって試練の連続だった一話でした。
合宿の醍醐味と実力主義がもたらすジレンマを存分に描いた内容でした。
オーディション結果による波乱の人事は、観る者を驚かせる展開となりました。
ベテラン部員の久美子が落選したことに加え、実力派の奏までもが編成から外されてしまったのです。
この残酷な結果に、視聴者の誰もが胸を痛めたことでしょう。
部長としての自覚を新たにした久美子の複雑な表情が印象的でした。
吹奏楽部の思惑と部員たちの葛藤が交錯する中、どのような方向に物語が動いていくのか、次回に向けて期待が高まるばかりです。
メンバーの入れ替わりによって、集団の空気やモチベーションにも必然的に変化が生じます。
いつも冷静な麗奈さえ、この事態にどう対処するのか分かりません。
一方で、オーディションを通過した真由と、意外にも選ばれた求の動きにも注目が集まるでしょう。
チャンスを掴んだ上で同じような輝きを見せ続けられるのでしょうか。
このように、吹奏楽部の行く末やそれぞれの部員の立ち振る舞いに、視聴者の目が離せなくなるはずです。
きっと、次回を心待ちにしている方も多いことでしょう。
北宇治高校吹奏楽部の逆境を乗り越える姿に、私たちも力強く勇気づけられるに違いありません。
以上、『響け!ユーフォニアム3』第8話「なついろフェルマータ」の感想でした。
次回の第9話も楽しみにしています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは次回の記事でお会いしましょう。
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