アニメ『ゆるキャン△ SEASON3』の第8話「めしテロはじまるよ!!」が放送されました。
この記事では、第8話の内容と見どころを紹介します。
後半では個人的な感想についても述べているので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。
TVアニメ「ゆるキャン△」の第3期が絶賛放送中です。
第8話「めしテロはじまるよ!!」では、千明、あおい、恵那の3人が瑞牆山でのキャンプ中に、過激な料理バトルを繰り広げる様子が描かれました。
作中に登場する様々な料理が非常に美味しそうで、視聴者の食欲をかきたてる「飯テロ」満載の1話となっていました。
キャンプの楽しみの一つでもある料理作りの魅力が、存分に味わえる回となりました。
第8話:あらすじ
この回では、千明たち3人が予定のバスを乗り過ごしてしまい、山道を歩く羽目になるも、なんとか無事に瑞牆山キャンプ場に到着する様子から始まります。
その後、キャンプを楽しむ中で、仕事のため後から合流予定の鳥羽先生から連絡が入ります。
すると3人はお待たせモードとなり、あおいと恵那は山ほどのトマトを使った料理作り、千明は前回失敗したダンボール燻製での自家製ソーセージ作りにリベンジすることになりました。
美味しそうなトマト料理づくり
この回で特に印象的だったのが、あおいと恵那が作るトマトを贅沢に使った料理の数々でした。
トマト焼きそば、ミネストローネ、トマトグラタンなど、どれも本当に美味しそうでした。
赤く鮮やかなトマトの色合いと香り高い香りが伝わってくるような魅力的な映像でした。
さらに、ピザ生地を使ってお好み焼きを作る場面では、発想力に富んだユニークなキャンプ料理にツボりました。
普通は考えられないアイデアの料理でした。
自家製ソーセージ作りのリベンジ
一方の千明は、前回の失敗を払拭すべく、ダンボール燻製での自家製ソーセージ作りにリベンジしました。
薪を使うなどの苦労の末、無事に上手く作ることができた様子。達成感に浸る千明の喜びよげな表情がとてもかわいらしく、視聴者の胸も熱くなるでしょう。
努力を重ねた末の喜びが伝わってくる良いシーンでした。
料理を取り巻く掛け合いの面白さ
食事の準備や調理を通した3人の掛け合いも大変面白かったです。
例えば、ピザが食べたかったと千明が嘆くシーンでは、実は前回のキャンプでピザ生地を作っていたことが分かり、キャンプ中の様子が臨場感を持って浮かび上がってきます。
また、作ったミネストローネを「本当においしそう」と誉めあったり、自家製ソーセージを「こんなに美味しいなんて」と舌鼓を打つ場面などが印象的でした。
個性的な3人の関係性が見事に表現されていると言えるでしょう。
春の訪れを感じさせる内容
このシリーズの魅力の一つは、キャンプを通して季節の移ろいを感じさせてくれるところにあります。
今回も、リンとの出会いを描いた場面や、キャンプ場の桜の木が満開になっていく様子など、春の訪れを感じさせてくれるシーンが随所に散りばめられていました。
料理に夢中になりながらも、そういった季節の移り変わりに気づく3人の様子が自然と描かれていて好感が持てます。
第8話:まとめと個人的感想
「ゆるキャン△」第3期の第8話「めしテロはじまるよ!!」は、視聴者にとって文字通り「飯テロ」と呼ばれるべき内容でした。
山ほどのトマトを使った美味しそうな料理の数々、自家製ソーセージ作りへの情熱、ピザ生地を使ったお好み焼きなどの斜め上のアイデアと、まさに食欲をそそる要素が盛りだくさんでした。
しかし、それだけに留まらず、今回の回にはキャンプの醍醐味が存分に詰まっていました。
料理作りを通した千明、あおい、恵那の掛け合いの面白さ、リンとの出会いや満開の桜など季節の移ろいを感じさせるシーン、そして何より3人の楽しそうな表情など、キャンプならではの魅力が十分に描かれていました。
単なる「飯テロ」回と思いきや、実はキャラクターの人となりや成長した部分、季節感を巧みに取り入れた作品の世界観など、より深い部分までしっかりと描いていた点が高く評価できます。
キャンプを通して自然の移ろいを感じつつ、仲間とワイワイやるのが一番の楽しみなのだと教えてくれる、本作の根幹を肯くような良質な1話であったと言えるでしょう。
食欲と春の空気を同時に満たしてくれる、バランスの取れた内容でした。
このような「ゆるキャン△」らしい回が視聴者の心に残る良い作品になっていることは間違いありません。
以上、『ゆるキャン△ SEASON3』第8話「めしテロはじまるよ!!」の感想でした。
次回の第9話も楽しみにしています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは次回の記事でお会いしましょう。
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