今日は葬送のフリーレン第17話の感想解説をお届けします。
今回は原作35話の内容をアニメ化したもので、ザインがゴリラを追って旅に出るきっかけとなるエピソードでした。
オープニングがヨルシカさんの「晴る」に変わっていて、とても感動しました。
この曲は私のお気に入りの一つです。
原作を読んだのはもう何年も前なので、細かいところは忘れてしまいましたが、ザインがフリーレンたちと別れるのはとても残念でした。
フリーレンたちは一級魔法使いの試験を受けるために北のオイサーストという町に向かいますが、ゴリラは東のテューアに行くことになりました。
ザインはゴリラのことが気になっていて、一緒に旅を続けるつもりはないようでした。
今回のエピソードは、そんなザインの心の変化を描いたものでした。
「葬送のフリーレン」17話感想解説の概要
「葬送のフリーレン」17話の感想解説は、主にザインというキャラクターの心情に焦点を当てた内容でした。
ザインは、自身が属するパーティーのメンバーとは異なる道を選び、新たな旅立ちのきっかけを探しています。
このエピソードは、ザインがパーティーから離れることを決意し、その心境を描いたものでした。
ザインの心境とパーティーとの関係性
ザインは、パーティーのメンバーと一緒にいることが楽しいと感じていました。
しかし、彼は自分自身を追いかけるために旅を続けることを選びました。
その結果、パーティーから離れることになりました。このエピソードは、そんなザインの心境を描いています。
ザインとフリーレンの会話が印象的
今回のエピソードで印象的だったのは、ザインとフリーレンの会話でした。
ザインはフリーレンに自分を誘った理由を聞きます。
フリーレンは、ザインが自分と似ていたから、旅に出るきっかけを与えたかったと答えます。
そして、フリーレンはあのセリフを言います。「勇者ヒンメルならそうした」。
フリーレンはヒンメルのことを知りたくて、彼の過去を探っていました。
その過程で、ヒンメルが教えてくれた旅の楽しさや仲間との絆を、ザインにも伝えたかったのです。
この二人の会話は、すでに別れることを前提にしていました。
ザインは「とても楽しかった」と過去形で言い、フリーレンは「またね」と言いました。
フリーレンは他の人と別れるときは「またね」と言うのですが、これは長寿である彼女にとって、いつかどこかで再会できるという意味なのです。
しかし、フォル爺には「またね」とは言いませんでした。次に会うことはないと思ったからです。
ザインには「またね」と言ったのは、もう一度一緒に旅をしたいという気持ちからだったのでしょう。
エンディングでは、過去の回想が挿入され、ザインがフリーレンたちと別れて一人で歩く姿が描かれました。
ザインは寂しくて別れたくなかったのかもしれませんが、それを表に出さずに、かっこよく別れました。
フリーレンは、ザインを「大人」と評しました。大人とは、感情を表に出さないことなのでしょうか。
私はそんな大人にはなりたくないです。
スタルクとフェルンの仲が進展
もう一つの見どころは、シュタルクとフェルンの仲が進展したことでした。
シュタルクはフェルンの手に触れてしまい、フェルンは恥ずかしくてシュタルクの顔を触り返しました。
フェルンの気持ちを解説してくれるザインは、シュタルクはフェルンのことが嫌いではないと言いました。
フェルンは「そう見えますか」と返事しましたが、これは明確に否定しなかったことで、自分の気持ちを隠していたのです。
つまり、恋愛感情があるということです。
シュタルクとフェルンは、幼い頃から生きることに必死で、コミュニケーションをうまく取れていませんでした。
だから、二人とも好きという気持ちをうまく伝えられないのです。
環境が悪かったからです。
でも、命をかけて冒険しているので、付き合ってしまってどちらかがいなくなったときのことを考えたくないのかもしれません。
ザインは「付き合っちゃえ」と言いましたが、私も同じことを言いたいです。
この二人の子供とフリーレンの冒険も見たいです。
でも、最後はフリーレンがフェルンの手を握ってあげて、フェルンは安心しました。
シュタルクは外で雪かきの手伝いをしていて見ていませんでした。
今度は見られていないから、フリーレンに手を握ってもらって嫌がりませんでした。女の子の気持ちは難しいですね。
まとめ
今回は葬送のフリーレン第17話の感想解説をお届けしました。
ザインとフリーレンの別れと旅立ち、シュタルクとフェルンの仲が進展するエピソードでした。
次回は原作36話の内容をアニメ化したもので、フェルンが風邪を引いてしまい、薬草を取りに行くエピソードです。
薬草と巨大なキノコが登場します。
原作では分からなかったけど、薬の色は緑だったんですね。
原作よりもリアルさが出ていて面白かったです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。次回の記事でお会いしましょう。
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