今期注目の新作アニメのひとつ、メタリックルージュの第1話を見ました。
今期のアニメ界で最も注目されていた作品、『メタリックルージュ』。その高いクオリティと深遠な世界観は、視聴者の期待をはるかに超えています。
本記事では、その魅力を詳しく解説します。
『メタリックルージュ』とは
『メタリックルージュ』は、ボンズが手掛ける新作アニメで、今年1月から放送が開始されました。
この作品は、ボンズの25周年記念作品として制作されたオリジナルアニメとなっていて、SFジャンルに位置づけられています。
物語の舞台は2128年の火星で、人間と人間ではない存在、ネアンと呼ばれる存在が共に生活しています。
第一話の内容は、2128年の火星を舞台に、ネアンと呼ばれる人造人間の命の源となる薬物の密売組織が襲われる事件をきっかけに、歌姫サラとルジュ・レッドスターという名の月人が、ナオミというルジュのバディの女性と共に、サラの秘密を探るというものです。
作品について:物語の舞台とキャラクター
物語の舞台は火星で、人間と人間ではない存在、ネアンと呼ばれる存在が共に生活しています。
ネアンは人間たちに物的な扱いをされ、過酷な作業をさせられています。
しかし、彼らは見た目や感情から見ても、人間と変わらない存在です。
主人公のルジュはネアンで、感情が希薄な印象を与えます。
彼女と行動を共にし、サポートしているのがナオミというキャラクターで、彼女は人間のようです。
このナオミとネアンのバディが一緒に、色々な敵と戦っていく様子が描かれています。
バトルアクションの魅力
『メタリックルージュ』の魅力の一つは、バトルアクションです。
ルジュはグラディエイターという存在に変身し、イモータルナインと呼ばれる存在と戦います。
彼らは人間の形態からロボットのようなパワードスーツに変形して戦います。これが非常にかっこいいです。
メタリックルージュの未来
メタリックルージュの1話は、視聴者を置いてけぼりにする感じがありますが、その世界観は非常に魅力的です。
サイバーパンク的なSFが大好きな人には特におすすめです。
作画のクオリティも非常に高く、アクションシーンも全く崩れることなくスピーディーです。
このような世界観にそわないこりがいる構図のアンバランスさといい、女の子に浮かび上がるデザインもインモラルを匂わせています。
第一話の感想
第1話を視聴した感想としては、まだ全貌が掴みきれていないという印象です。
非常に面白そうな作品であり、今後の展開に大いに期待しています。
特に、硬派な雰囲気の設定が盛りだくさんの作品が好きな方には、この作品は必見です。
設定とストーリーの難解さ
第1話を見た印象としては、非常に設定が複雑で、ブレードランナーを彷彿とさせる作品だと感じました。
その上に、仮面ライダーのような変身アクションバトルも加わっています。
とにかく、1話だけでは全く分からない用語や設定が次々と出てきて、断片的な情報から視聴者が推測するしかないような、今の時代では珍しい作りになっています。
正直、私も1話目では何が起こっているのか、なぜあの歌姫が主人公ルジュに敵対したのか、分からないままでした。
登場人物たちの過去や関係もほとんど語られず、特に主人公2人は謎だらけです。
唯一分かっているのは、イモータルナインという人造人間たちが、人間に反抗しているということくらいです。
そのイモータルナインの1人が、今回の事件で死亡しましたが、基本的に人間に従わなければならない人造人間の中で、このイモータルナインだけはそのルールに縛られないとされています。
サラも結局はそのイモータルナインの1人だったわけですが、要するに、これは人間対人造人間という構図なのでしょうか。
そのイモータルナインたちが人間に危害を与えているということで、その前に始末しろという命令を受けたのが、この2人のバディーという感じなのでしょうか。
かなり視聴者を置いてけぼりにする感じの1話だと思いますし、私もその例外ではありませんが、それでもこの世界観がとても好みで、こういうサイバーパンク的なSFが大好きなんですよね。
世界観と作画の魅力
作画のクオリティもとても高くて、アクションシーンも全く崩れないし、スピーディーです。
なんというか、色使いや雰囲気が自分の好みに合っていて、ちょっと酔いしれてしまうというか。
こういう世界観にそぐわない可愛らしさがあるキャラクターのアンバランスさといい、女の子にこういう模様が浮かび上がるデザインもインモラルな感じがして、たまりません。
キャラデザもとても好みです。
この歌姫が1話で使い捨てなんて、もったいないことをすると思いました。
このキャラデザが隠れてしまうスーツに変身してのアクションバトルは、根本的なことを否定するような気がしますが、戦闘用変身スーツじゃなくて、生身で戦ってほしかったなあ。
あのスーツがどうにもちょっとかっこよくないと思ってしまうので、慣れるまで時間がかかりそうです。
それと、主人公のルジュは、あれだけ敵の攻撃を受けても耐えられるし、パンチ1発で倒せるのに、なぜボルトマンが分析する必要があったのか、疑問に思いましたが、後々に何かに役立つのでしょうか。
それにしても、あんなところで寝転がっているだけって、無防備すぎると思いましたが。
まとめ:今後に展開ついて
ということで、メタリックルージュ第1話の感想でした。
『メタリックルージュ』は、期待を超えるクオリティと深遠な世界観を持つ作品です。
まだ全貌が掴みきれていないという印象を持ちつつも、その魅力は十分に感じられます。
ただ、世界観の説明は敢えて投げっぱなしにしているのかもしれませんが、最近は1話目のスタートダッシュが重要というのが、特に顕著な傾向とある中で、この1話目は勝負に出てきたなと思いました。
私としては、面白くなりそうな予感がしていますが、世間的にはどうでしょうか。
このまま難解な話が続けば、厳しいと言わざるを得ません。
とりあえず、次回の2話目で、ある程度の世界観説明は欲しいと思っています。
女の子主人公2人のバディーものというのは、あまりないようで、なかなか面白いと思います。
あと個人的に、主人公の緩急のない棒読みのセリフは少し気になりました。
そういう性格なキャラと言ってしまえばそれまでなのですが。
今後の展開が楽しみな作品であり、アニメファンにはぜひ視聴してほしい作品です。
皆さんもぜひ、『メタリックルージュ』をチェックしてみてください。
それでは、また次回。
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