こんにちは、アニメ好きのブロガーです。
今回は2024年1月から放送中のオリジナルアニメ『メタリックルージュ』について感想を書いていきたいと思います。
この作品はボンズの設立25周年記念作品であり、出渕裕が原作・総監修を務めるという豪華なスタッフが集結した作品です。
私はこの作品に興味を持ったのは、主人公のルジュが人造人間であるという設定と、彼女が変身するグラディエーターという戦闘形態のデザインがかっこよかったからです。
では、早速感想を見ていきましょう。
あらすじ

西暦2118年、火星は人間と人造人間のネアンが共存する世界となっていた。
しかし、ネアンは人間から差別され、奴隷のような扱いを受けていた。

そんな中、人造人間の少女ルジュ・レッドスターは、人間の特務捜査官ナオミ・オルトマンとバディを組み、政府に敵対する9人の人造人間・インモータルナインの抹殺を命じられる。

ルジュは戦闘時にグラディエーターという金属質な姿に変身し、敵と対峙するが、その中には自分と同じく元人間である者もいた。

ルジュは自分の正体や運命に疑問を抱きながらも、ナオミとともに任務を遂行していく。
ルジュの魅力

この作品の主人公であるルジュは、見た目は17歳ぐらいの少女ですが、実は10歳しかない人造人間です。
そのため、世間知らずで人付き合いも苦手で、好きな食べ物はチョコレートという幼い一面もあります。

しかし、戦闘時にはグラディエーターに変身し、敵を圧倒する強さと勇気を見せます。
ルジュのグラディエーターのデザインは、赤と緑のコントラストが美しく、スタイリッシュでかっこいいです。

ルジュは自分が人造人間であることにコンプレックスを持っており、人間として生きたいと願っています。
しかし、人間に危害を加えることはできないというロボットの三原則に縛られており、自分の意志で行動することができません。

ルジュは自分の正体や運命に疑問を抱きながらも、ナオミとともに任務を遂行していきますが、その中で自分と同じく元人間であるインモータルナインと対峙することになります。
ルジュは彼らとの戦いで自分の過去や真実を知ることになるのでしょうか。
ルジュの成長と葛藤に注目したいです。
世界観の深さ

この作品の舞台は西暦2118年の火星ですが、その世界観は非常に深く、様々な設定や謎があります。
例えば、人造人間のネアンは、異星人「来訪者」から供与された技術を使って作られたということですが、その来訪者とは何者なのでしょうか。

また、ネアンはネクタルというエネルギーを燃料としており、定期的にネクタルを接種しなければ活動停止になってしまいますが、そのネクタルはどのように作られているのでしょうか。
さらに、ネアンの中でも最初に作られた9人のプロトネアン・インモータルナインは、なぜ人類に反旗を翻したのでしょうか。

そして、彼らは人間の脳や記憶を持っているということですが、その元となった人間は誰なのでしょうか。
この作品は、ビジュアルで見せることを重視しており、説明は最小限に抑えています。

そのため、視聴者は自分で考察しながら物語に入り込むことができます。
私はこの作品の世界観に魅了されており、次回の放送が待ち遠しいです。
キャラクターの個性

この作品のキャラクターは、それぞれに個性があり、魅力的です。
特に、ルジュのバディであるナオミは、人間の特務捜査官であり、ルジュをサポートする役割を担っています。

ナオミは23歳という若さでありながら、冷静で頭脳明晰で、戦闘能力も高いです。
ナオミはルジュに対して厳しくも優しく接し、彼女の成長を促しています。

ナオミはルジュのことを人造人間としてではなく、人間として見ているようです。
ナオミはなぜルジュとバディを組んだのでしょうか。
ナオミにも秘められた過去や思惑があるのではないでしょうか。

また、ルジュと敵対するインモータルナインのメンバーも、それぞれに個性があり、興味深いです。
例えば、第1話で登場したサラ・フィッツジェラルドは、紫色のグラディエーターに変身し、高周波ブレードで敵を切り刻むという強力な戦闘能力を持っています。

サラはルジュに対して敵意をむき出しにし、彼女を殺そうとしますが、その理由は何なのでしょうか。
サラはルジュと同じく元人間であるということですが、その人間時代の記憶はどのようなものなのでしょうか。
第2話で登場したジャロン・フェイトは、黄色のグラディエータに変身し、トランプを使って敵を翻弄するというトリッキーな戦闘能力を持っています。

ジャロンは人類に反旗を翻す理由よりも、自分の楽しみを優先させる快楽主義者であり、ルジュに対しても興味を示しますが、その目的は何なのでしょうか。
ジャロンはルジュと同じく元人間であるということですが、その人間時代の記憶はどのようなものなのでしょうか。

このように、インモータルナインのメンバーは、それぞれに個性があり、ルジュとの関係も複雑です。
彼らの過去や動機にも注目したいです。
アニメーションの美しさ
この作品のアニメーションは、ボンズの作品らしく、美しくて迫力があります。
特に、ルジュやインモータルナインがグラディエーターに変身するシーンや、彼らが戦闘するシーンは、金属質な質感や動きがリアルに表現されており、目を見張ります。

また、火星の風景や街並みも、緻密に描かれており、その世界に没入することができます。
音楽も、アクションシーンに合わせてテンポが上がったり、感情的なシーンに合わせて静かになったりと、効果的に使われています。
声優陣も、ルジュ役の宮本侑芽さんやナオミ役の黒沢ともよさんなど、他にも豪華なキャストが揃っており、キャラクターの感情や個性を上手に表現しています。
この作品のアニメーションは、見るだけで楽しめるほどのクオリティです。
まとめ
以上が、私の『メタリックルージュ』の感想です。
この作品は、人造人間のルジュと人間のナオミがバディを組み、火星で繰り広げられる人造人間の戦いに巻き込まれるというストーリーです。

この作品の魅力は、ルジュの魅力、世界観の深さ、キャラクターの個性、アニメーションの美しさなど、多岐にわたります。
私はこの作品にハマっており、毎週の放送が楽しみです。
この作品に興味のある方は、ぜひご覧になってみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは、次回の記事でお会いしましょう。
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