2024年の夏アニメシーズンでは、ラノベ原作の作品が目白押しとなっております。
伝統的ななろう系からラブコメディ、ファンタジー、ミステリーまで、幅広いジャンルの作品がラインナップされています。

気になるタイトルが見つかれば、是非チェックしてみてはいかがでしょうか。
アニメ好きの方なら必ず満足いただける作品が揃っているはずです。
人気ラノベの続編タイトル
キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 Season II

『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 Season II』は、大人気のラノベ原作アニメの続編作品となります。
前作では、敵国の主人公とヒロインが互いに対立しながらも、世界平和を目指して奮闘する姿が描かれました。

第2期でもその物語は継続され、両国の確執と主人公たちの行動がどう展開していくのか、ファンなら必見の作品と言えるでしょう。
アニメーション制作はシルバーリンクとスタジオパレットの共同制作で、前作同様クオリティの高さが期待できます。
〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン

『〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン』は、2018年の「続・終物語」から実に6年ぶりとなる新作です。
制作発表からわずか半年足らずで放送開始となる本作は、長らく制作が進められていたことが伺えます。

個性的な世界観と、シャフト独自のアニメーションスタイルが施された予告編映像を見る限り、ファンなら胸が高鳴るはずです。
物語シリーズの出色の演出は健在で、アニメーターの手際の良さが窺えます。
新規アニメ化ラノベタイトル
VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた

『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた』は、VTuberをモチーフにしたユニークな設定の作品です。
近年のVTuber人気に合わせた新しいジャンル作品ということで、注目度は高いでしょう。
アニメーション制作はティー・エヌ・ケーが担当し、『回復術士のやり直し』『不徳のギルド』などの実績からクオリティの高さが期待できます。
予告映像を見る限り、VTuber特有の表現を巧みに演出している点が光ります。
異世界ゆるり紀行 ~子育てしながら冒険者します~

『異世界ゆるり紀行 ~子育てしながら冒険者します~』は、異世界転生ものの中でも珍しい”子育て”がテーマの作品です。
偶然保護することになった双子の赤ちゃんを連れ、冒険者としての活動を続ける主人公の姿が描かれます。
アニメーション制作はEMTスクエアードで、『くまクマ熊ベアー』『異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。』などの経験から、癒し系作風が期待できそうです。
予告編の作画を見る限り、キャラクターのふくらはぎなどの描写にもこだわりが窺え、温かみのある魅力的な作品になりそうです。
俺は全てを【パリイ】する~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~

『俺は全てを【パリイ】する~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~』は、タイトルの通りパリースキルを武器とした主人公の活躍を描くアクション作品です。
底辺スキルからパリーを手に入れた主人公が、強者へと成り上がっていく姿が描かれるようです。

アニメ制作はOLMのTEAM MASUDAが担当し、『ダークギャザリング』などの実績から手綺麗なアクションシーンが期待できます。
予告映像を見る限り、迫力あるアクションと抑えた作画の良さが伺え、アクション希望の方も満足いただけるのではないでしょうか。
期待のラノベアニメ化
なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?

『なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?』 この作品は、細音啓先生による人気ラノベが初アニメ化されるタイトルです。
前作『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』の作者でもあり、2024年は細音啓先生の作品が3本もアニメ化される記念すべき年となります。
本作は壮大なバトルファンタジーが描かれており、地上の覇権を争う大戦が終結した世界が舞台となります。
しかし主人公のカイだけが、歴史が改ざんされた別の世界へと飛ばされてしまいます。

そこでは人類が戦争に敗れた歴史になっており、更にカイの存在さえ全ての人間から忘れ去られてしまった世界なのです。
そんな絶望的な状況の中、カイは謎の少女・リンネと出会い、この世界の敵に立ち向かっていきます。
細音啓先生の作品ならではの緻密な設定と壮大なスケールを、いかにアニメーション化できるかが見どころです。制作はproject No.9が手掛けます。
魔導具師ダリヤはうつむかない

『魔導具師ダリヤはうつむかない』 “転生”をテーマにした人気ラノベシリーズのアニメ化作品です。
主人公のダリアは現代の日本から、魔法が存在するファンタジー世界へと転生します。
そこで魔女見習いとしての修行を重ね、徐々に魔力を高めていきます。
そんなダリアが成長していく姿は必見です。
アニメーション制作は颱風グラフィックス×イマジカインフォスが担当。過去作の質の高さから好評価が期待でき、キャラクターの可愛らしさと魔法のバトルシーンの演出に注目です。
ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで

『ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで』 この作品はいわゆる”ハズレ枠異世界転生もの”の代表作とも言えるタイトルです。
主人公が最低ランクのステータスで異世界へ召喚されるも、そのスキルの使い勝手の良さから無双していくといった、王道の筋書きとなっています。

しかしながら原作ラノベは人気作で、細かい設定の作り込みや主人公の成長ぶりなどが高く評価されています。
つまり”王道”ではあるものの、物語の質は高いと言えるでしょう。
アニメーション制作はSeven Arcsが手掛け、過去作の完成度の高さからクオリティの高い作品が期待できます。
異世界ファンタジーの魅力が存分に発揮されるハズレ枠作品の決定版ともいえる一本です。
まとめと個人的感想
今回は2024年夏アニメシーズンに控えるラノベ原作の主な作品を紹介させていただきましたが、改めて見渡してみると本当に豊作だと感じます。
当初は大御所作品の新シリーズに注目が集まりそうですが、新鋭作家の新作や、珍しいジャンルの作品など、見逃せない魅力的なタイトルが目白押しです。

私的に最も期待しているのは、やはり傑作ラノベの最新シリーズである『〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン』です。
シャフトの個性的な演出と、西尾維新さんの奇想天外なストーリー展開が融合した世界観に、既に酔いしれる想いでいっぱいです。
アニメーターの手際の良さが伺える予告編を拝見しただけで、公開を心待ちにしている次第です。

また、同じく人気作の続編である『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 Season II』にも注目しています。
平和を目指す主人公とヒロインの葛藤が、いかに描かれるのか。
敵国同士の確執を超えた二人の関係性の行方に、胸が熱くなります。
この手のラブストーリーが好きな私からすれば、外せない作品の一つと言えるでしょう。

新作タイトルでは、『魔導具師ダリヤはうつむかない』も注目しています。
転生ものでは珍しい、無自覚で強くあり続ける女性キャラクターの描写が魅力的です。
メインヒロインのキャラ立ちが見どころになりそうですね。

もちろん、その他の『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた』や、『異世界ゆるり紀行 ~子育てしながら冒険者します~』、『俺は全てを【パリイ】する~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~』など、ユニークな設定の作品にも大きな期待が持てます。
ジャンルを問わず、多彩な楽しみ方ができそうです。

総じて2024年夏のラノベアニメ作品群は、量・質ともに申し分ない出来映えだと思います。
ファンならずとも、ラノベの魅力を改めて感じられるラインナップが揃っていると言えるでしょう。
私自身、これらの作品を目の当たりにすることを心待ちにしており、皆様にもお気に入りの作品を見つけていただければと願っています。

以上、2024夏アニメ、ラノベ枠の紹介でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは次回の記事でお会いしましょう。
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