『LAZARUS ラザロ』第1話感想 パルクール全開の脱獄劇!アクセル(CV:宮野真守)の逃亡劇がとにかく魅せる【2025春アニメ/最新話/感想考察】

2025年春アニメ
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アニメ『LAZARUS ラザロ』の第1話「GOODBYE CRUEL WORLD」が放送されました。

この記事では、第1話の内容と見どころを紹介します。

後半では個人的な感想についても述べているので、ぜひ最後までお付き合いくださいね

この記事で分かること
  • LAZARUS ラザロ』の第1話の魅力と特徴
  • 第1話のあらすじ(内容)と見どころ

2025年春アニメの中でも注目を集めている話題作『LAZARUS ラザロ』。

監督は『カウボーイビバップ』や『サムライチャンプルー』で知られる渡辺信一郎氏、制作は高品質な作画で定評のあるMAPPA。

アニメファンにとって、この組み合わせはまさに“事件”ともいえるコラボレーションです。

©2024 The Cartoon Network, Inc. All Rights Reserved

第1話「GOODBYE CRUEL WORLD」は、スタイリッシュな世界観と圧巻のアクションシーンで視聴者を一瞬にして物語に引き込みました。

退廃的な近未来都市、時間制限のあるミッション、そして個性的なキャラクターたち。

まるでハリウッド映画のようなスケール感を持つこのアニメに、期待が高まらないわけがありません。

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第1話:あらすじ

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時は近未来。

人類の救世主とまで称された天才科学者スキナーが開発した鎮痛剤「ハプナ」は、実は30日後に人類を滅ぼす毒薬だった。

その真実を知った一部の政府関係者は、唯一スキナーの居場所を突き止められる可能性を持つ囚人・アクセルに接触。

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ハーシュと名乗る女性がその任を担い、アクセルに取引を持ちかける。

だが、彼はそれを拒み、看守の目を盗んで脱獄。

街中を縦横無尽に駆けるアクセルを捕えるべく、特殊なスキルを持つ4人のエージェントが追走劇を繰り広げる。

物語はここから、“世界の終わり”までの30日間のカウントダウンと、スリリングな追跡の幕を開ける。

逃亡劇を彩る映像演出とパルクールの融合

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第1話最大のインパクトと言えるのが、アクセルによる脱獄&逃走シーンのアクション描写です。

ただの逃亡ではなく、ビルとビルを飛び移り、工事現場のクレーンを利用して飛翔し、ドローンさえ利用するという、身体能力の限界を超えたパルクールアクションが連続します。

このシーンでは、カメラワークのダイナミズムが特に際立っており、視聴者にまるで自分も追走しているような没入感を与えてくれます。

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MAPPAの緻密な作画と大胆な演出が噛み合い、手に汗握る24分間を生み出しました。

映像で語ることに重きを置く構成も、従来のアニメとは一線を画す部分であり、まさに”体感するアニメ”と言えるでしょう。

登場人物たちの背景とキャスティングの妙

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アクションだけでなく、登場キャラクターの魅力も非常に強く印象に残りました。

アクセルは一見クールなアウトローですが、その行動の背景には何かしらの信念や過去がありそうで、今後の展開に注目が集まります。

また、彼を追うエージェントたち――ダグ、クリス、リーランド、エレイナ――はそれぞれに特技や信念を持っており、今後の群像劇の中心となることが予感されます

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さらに特筆すべきは、宮野真守、山寺宏一、林原めぐみといった実力派声優陣の布陣

彼らの演技がキャラクターに重みと深みを加え、物語の説得力を一層高めています。

特に山寺さんと林原さんが演じる年老いたキャラの哀愁と存在感は、ファン必見です。

音楽と世界観が創り出す“アニメらしからぬ”没入体験

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渡辺信一郎監督の真骨頂は、やはり音楽と映像の融合による世界観の構築にあります。

今作でもジャズやファンクを基調とした劇伴が、アクションや静かなシーンにリズムを与え、アニメというよりも“映像作品”としての完成度を感じさせてくれます。

しかもその音楽が、キャラクターの感情や世界の空気感と密接に結びついているのです。

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ただのBGMではなく、「語る音楽」として成立している点が極めて特徴的。

また、近未来でありながらどこか懐かしさの漂う世界観は、まさに“ノイタミナ感”と呼ぶにふさわしく、海外市場も視野に入れたスケールの大きさを感じます。

ここにしかない空気感が、すでに本作の強烈な個性を確立しています。

物語のフックと構造が視聴者を離さない

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第1話のシナリオは非常に洗練されており、視聴者を物語に引き込むための「導入」「背景提示」「目的提示」「アクション」の4段階が非常に明快でした。

特に、「30日以内にスキナーを見つけなければ人類が滅ぶ」という制限時間付きのミッションは、明確な緊張感を生み出します。

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さらに、アクセルがなぜ脱獄したのか、本当にスキナーを探すつもりがあるのかなど、謎とドラマの種がしっかりと蒔かれているため、自然と「次回が気になる」構造が生まれています。

映像美や演出のインパクトに目が奪われがちですが、実は脚本面でも非常に優秀な作り込みがなされていることが、初回を通して伝わってきました。

第1話:まとめと個人的感想

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『LAZARUS ラザロ』第1話「GOODBYE CRUEL WORLD」は、開始数分でその世界観に飲み込まれ、気づけばラストまで一瞬でした。

まるで映画を1本観終わったような没入感と満足感があり、久しぶりに「本気のアニメ」に出会った気がします。

映像はスタイリッシュで無駄がなく、それでいて大胆。アクションシーンの迫力はもちろん、細部の描写や背景の作り込みにも一切の妥協がなく、MAPPAの底力を改めて見せつけられました

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そして何より、渡辺信一郎監督らしい音楽と映像の融合が光り、ただ“観る”だけでなく“感じる”アニメ体験ができたことが、この作品を特別なものにしています。

初回でここまで視聴者の感情を動かすアニメは、そう多くありません。

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個人的には、アクセルの素性や過去、彼が何を背負っているのかが非常に気になりますし、彼を追うエージェントたちとの関係性がどう深まっていくのかにも期待が高まります。

単なる“逃亡劇”に終わらない、ドラマとしての深みも予感させる展開に、次回以降も目が離せません。

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この作品には、今期アニメの枠を超えて“2025年を代表するアニメ”になるポテンシャルを強く感じます。

毎週が映画の新作を観るような感覚で楽しめそうで、放送日が本当に待ち遠しいです。

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以上、LAZARUS ラザロ』第1話「GOODBYE CRUEL WORLD」の感想でした。

次回の第2話も楽しみにしています。

最後までご覧いただきありがとうございました。

それでは次回の記事でお会いしましょう。

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