アニメ『Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)』の第65話「醜悪なる晩餐会」が放送されました。
この記事では、第65話の内容と見どころを紹介します。
後半では個人的な感想についても述べているので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。
- 『Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)』の第65話の魅力と特徴
- 第65話のあらすじ(内容)と見どころ
『Re:ゼロから始める異世界生活』3rd season 第65話「醜悪なる晩餐会」が放送されました。
本話では、各地で繰り広げられる熾烈な戦いが描かれ、視聴者に大きな衝撃を与えました。

特に、暴食の大罪司教・ロイとの激闘や、色欲の大罪司教・カペラの不気味な復活劇が印象的でした。
加えて、物語終盤に差し掛かる中、ベアトリスの登場によって物語の流れが一気に変わる展開となり、ファンの間で大きな話題を呼んでいます。
本記事では、65話のあらすじを振り返りつつ、戦闘の緊迫感やキャラクターの魅力について詳しく考察していきます。
第65話:あらすじ

ミーティアを取りに抜け出したフェルトの帰還を待ちながら、オットーたちは暴食の大罪司教・ライと対峙していました。
しかし、ライは軽快な動きで翻弄し続け、戦況は一向に好転しません。

一方、二番街の制御塔ではユリウスとリカードが、もう一人の暴食の大罪司教・ロイと戦っていました。
ロイは、まるで相手の行動を完全に把握しているかのように、ユリウスの精霊術やリカードの大鉈を的確に回避し、二人を追い詰めていきます。
そんな中、ロイは伏せられていたはずのリカードの名前を口にし、不気味に笑います。

一方、アルはカペラを押し潰して地下水道から脱出しようと試みますが、カペラはすぐに復活し、状況は絶望的なまま。
物語が混迷を極める中、戦況を大きく変える存在が現れるのでした。
暴食の権能とユリウスの苦戦

二番街の制御塔での戦いは、まさにロイの独壇場でした。
彼は暴食の権能を駆使し、食らった相手の記憶や技術を自らのものとして活用する恐るべき能力を持っています。
それゆえに、ユリウスやリカードの戦闘スタイルすらも熟知しており、彼らの攻撃を完璧に回避し続けていました。

ユリウスは普段冷静沈着な剣士ですが、ロイの挑発によって徐々に焦りが見え始めます。
彼がここまで動揺するのは珍しく、彼の内面に秘められた葛藤が垣間見えるシーンでした。
ロイの煽りはまさに「暴食」の名にふさわしく、敵の精神すら蝕むかのような恐ろしさを持っていました。
カペラの異常な再生能力とアルの謎

一方で、地下水道ではアルがカペラと対峙していました。
カペラは致命的な攻撃を受けても即座に回復し、どんな状態からでも再生するという異常な能力を持っています。
彼女は執拗にアルを追い詰め、まるで遊ぶかのように彼を弄んでいました。

ここで気になったのが、アルの発言です。
彼はまるで過去に何度も死んだことがあるかのような言葉を口にし、さらにはアナスタシアに剣を向ける場面もありました。
彼の正体にはまだ多くの謎が残されており、視聴者に新たな疑問を投げかける展開となりました。
カペラの不気味な愛の語りと、アルの謎めいた行動が交錯するこのシーンは、非常に印象的でした。
ライの煽りとオットーの推理

ライとの戦いでは、オットーたちが苦戦を強いられていました。
ライは言葉巧みに相手を翻弄し、戦闘中も容赦なく煽りを入れてきます。
彼の口撃は視聴者ですら不快に思うほどで、河西健吾さんの演技力の高さが光るシーンでした。

しかし、そんなライの言動の中に、オットーは攻略の糸口を見出します。
彼はライの記憶の共有範囲が完全ではないことに気づき、敵の弱点を探り始めます。
普段は戦闘向きではないオットーですが、その頭脳を活かした冷静な推理で仲間たちを支えていく姿には、彼の成長を感じさせるものがありました。
ベアトリスの登場とタイトルの変化

そして、物語のクライマックスでついにベアトリスが登場します。
絶体絶命の状況で彼女が現れた瞬間、サブタイトルが「醜悪なる晩餐会」から「■■なる晩餐会」へと変化する演出が入りました。
この演出には鳥肌が立ち、視聴者の興奮を最高潮に引き上げる効果がありました。

これまでの戦いで追い詰められていたオットーたちでしたが、ベアトリスの参戦によって戦況が大きく変わることが期待されます。
彼女がどのようにライやロイと対峙するのか、そして彼らをどのように打ち破るのか、次回への期待が膨らむ展開となりました。
第65話:まとめと個人的感想

第65話「醜悪なる晩餐会」は、緊迫感あふれる戦闘シーンと、視聴者の感情を大きく揺さぶる展開が詰まった、まさに『Re:ゼロ』らしい絶望と希望の対比が際立つエピソードでした。
暴食と色欲という二人の大罪司教が繰り広げる悪夢のような戦いは、まるで精神を削るかのような凄まじさで、特に暴食の「記憶を奪う」能力による心理的な恐怖は、これまでの敵とは一線を画していました。
ロイによるレムの記憶の悪用や、リカードの名を口にしてユリウスを揺さぶる演出は、視聴者に深い憎悪と怒りを抱かせるほど秀逸でした。

また、オットーたちが命を懸けて時間を稼ぐシーンでは、彼らの勇気と覚悟が強く伝わり、ライの圧倒的な力に抗う姿が胸を打ちました。
特に、オットーは戦闘能力では敵わないながらも、持ち前の知恵と交渉術で生き抜こうとする姿が光り、彼の成長を感じることができたのも印象的でしたね。

そして、絶望的な戦況の中で現れたベアトリスの登場シーンは、視聴者にとってまさに「救済」の瞬間でした。
サブタイトルが変化するという演出も相まって、物語の流れが転換することを予感させる素晴らしい仕掛けになっていました。

全体として、圧倒的な絶望の中にも、僅かながら希望の光が見え始めた回だったと思います。
次回以降、ベアトリスとオットーがどのように反撃に出るのか、そしてユリウスとリカードがロイを打倒することはできるのか、さらなる展開が楽しみでなりません。
戦いの結末がどうなるのか、そしてスバルがこの戦場にどのように関わってくるのか、ますます目が離せませんね!

以上、『Re:ゼロから始める異世界生活』第65話「醜悪なる晩餐会」の感想でした。
次回の第66話も楽しみにしています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは次回の記事でお会いしましょう。
コメント
リカードの事を知っていて、ユリウスを「兄さま」と呼ぶ人間が暴食に食われてしまったのが示唆されてますね
ずっと出番が無かったのは暴食に食われてた伏線だったわけですね
オットーは二期の頃からガーフィール相手に時間を稼ぐような覚悟と機転の持ち主なので、成長したから暴食と渡り合えたは微妙に違う気もします