『ダンジョン飯』第19話感想 イヅツミ参戦&マルシル”悪夢モノクロ演出”絶賛!ナイトメアの伏線も【2024春アニメ/最新話/感想考察】

2024年春アニメ
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アニメ『ダンジョン飯』の第19話「山姥/夢魔」が放送されました。

この記事では、第19話の内容と見どころを紹介します。

後半では個人的な感想についても述べているので、ぜひ最後までお付き合いくださいね

長命の種族エルフのマルシルが、夢の中で過去の思い出に苛まれるストーリーとなった今回のエピソード。

一方で、新たな仲間・イヅツミが加わる経緯も明かされる濃い内容でした。

©九井諒子・KADOKAWA刊/「ダンジョン飯」製作委員会

マルシルの苦悩を色使いの演出で表現するなど、作品の深みを感じさせる見応えのある一話となりました。

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作品(原作)について

©九井諒子・KADOKAWA刊/「ダンジョン飯」製作委員会

アニメ「ダンジョン飯」は、九井諒子氏が「ハルタ」(KADOKAWA)で連載していたグルメファンタジー漫画「ダンジョン飯」を元にしています。

2023年12月15日には13巻と最終14巻が同時にリリースされ、シリーズ全体の発行部数はデジタル版を含めて1000万部を超えています

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第19話:あらすじ

©九井諒子・KADOKAWA刊/「ダンジョン飯」製作委員会

食事中に何者かの奇襲を受けるライオスたち。

その正体は、シュローのパーティーに同行していた従者の少女・イヅツミでした。

イヅツミはマイヅルから何らかの呪いをかけられており、それを解くためにマルシルに助けを求めていました。

マルシルがどんな魔術をかけられているのか問うと、イヅツミは自らの頭巾を解き、姿を現します。

ケモ耳とケモ尻尾がついた姿が可愛らしかったです。

©九井諒子・KADOKAWA刊/「ダンジョン飯」製作委員会

一方のマルシルは、夢の中でナイトメアから生み出された亡霊に取り憑かれ、エルフとしての長命に伴う恐怖に怯えていました。

夢の中を旅するうちにマルシルは、幼少期の自分や両親、そしてファリンの姿に出会います。

エルフとしての長い寿命ゆえに、愛する者を見送らざるを得ない辛さに心を痛めていたのです。

しかし、ライオスの励ましによって前を向いて歩み続けることを決意しました。

そして悪夢から覚め、解放感に満ちた表情を見せました。

マルシルの心の闇を描いた秀逸な演出

©九井諒子・KADOKAWA刊/「ダンジョン飯」製作委員会

今回、マルシルの悪夢の中はモノクロで表現されていました。

色彩のない世界が、マルシルの心の内に宿る恐怖と苦しみを物語っており、その演出は見事でした。

©九井諒子・KADOKAWA刊/「ダンジョン飯」製作委員会

一方で、ライオスの「強く願えば何でも出来る」という励ましの言葉を聞き、マルシルが前を向いた瞬間に鮮やかな色使いになるシーンは圧巻の演出でした。

長寿なエルフだからこその苦しみを色の有無で対比的に表現しており、胸が熱くなるシーンでした。

作品の深みを感じさせる秀逸な演出だったと言えるでしょう。

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イヅツミ参加の経緯とその魅力

©九井諒子・KADOKAWA刊/「ダンジョン飯」製作委員会

シュローの一行からパーティーに加わったイヅツミ。

ケモ耳とケモ尻尾がついた姿が可愛らしく、食事を舐める仕草など猫のような所作が実に魅力的でした。

普段から無作法な振る舞いをするイヅツミですが、それもまた猫っぽい一面なのかもしれません。

©九井諒子・KADOKAWA刊/「ダンジョン飯」製作委員会

一方で、マイヅルから何らかの呪いをかけられていることが明らかになり、それを解くためにマルシルに助けを求めていたという背景が判明しました。

今後の展開が気になるところです。

ファリンの存在と伏線

©九井諒子・KADOKAWA刊/「ダンジョン飯」製作委員会

悪夢の中に家族の絵画が現れたシーンがありました。

これは、マルシルが心の中で家族喪失の後悔と罪悪感を抱えていることを表しているのでしょう。

©九井諒子・KADOKAWA刊/「ダンジョン飯」製作委員会

加えて、マルシルが魔法の本で化け物を倒したシーンでは、その本が重要な意味を持つ伏線が潜んでいるようです。

これらファリンの存在とナイトメアの正体が、今後のストーリー展開に深く関わってくる可能性が高そうです。

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第19話:まとめと個人的感想

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©九井諒子・KADOKAWA刊/「ダンジョン飯」製作委員会

今回のエピソードは、アニメとしての見せ場が随所に盛り込まれた大変見応えのある回でした。

まず、イヅツミの参加シーンでは、ケモ耳とケモ尻尾がついた姿に加えて、食事を舐める仕草など猫のような所作が非常に可愛らしく、魅力的でした。

普段の無作法な振る舞いも猫っぽさから来ているのかもしれません。

そしてイヅツミが加わった経緯として、マイヅルから何らかの呪いをかけられていることが明かされ、今後の展開が気になるポイントになりました。

©九井諒子・KADOKAWA刊/「ダンジョン飯」製作委員会

一方、マルシルの心の闇を描いた後半部分は本当に秀逸でした。

夢の中がモノクロで描かれ、色彩のない世界がマルシルの内に宿る恐怖と苦しみを物語っていました。

そして、ライオスの励ましを受けてマルシルが前を向いた瞬間に、鮮やかな色使いになったシーンは圧巻の演出でした。

長寿なエルフだからこその苦しみを、色の有無で対比的かつ巧みに表現していた点が見事でした。

マルシルの悩みの深さ、作品の持つ深みを感じさせる素晴らしい演出だったと言えます。

©九井諒子・KADOKAWA刊/「ダンジョン飯」製作委員会

さらに、悪夢の中に家族の絵画が現れたこと、そしてマルシルが魔法の本で化け物を倒したことから、家族の存在とナイトメアの正体が今後のストーリー展開に深く関わってくることが予感されました。

原作の持つ奥行きを感じさせる伏線が多く、続きが気になり期待値が高まる良いエピソードだったと思います。

総合して、作品の深みとストーリーの面白さを存分に味わえる、大変満足度の高い一話となりました。

©九井諒子・KADOKAWA刊/「ダンジョン飯」製作委員会

以上、『ダンジョン飯』第19話「山姥/夢魔」の感想でした。

次回の第20話も楽しみにしています。

最後までご覧いただきありがとうございました。

それでは次回の記事でお会いしましょう。

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